栗で骨と関節が若くなる。その理由とは
年とともにつらっくなりがちな膝や腰の曲げ伸ばし。この運動には、骨と骨をつなぐ関節が関わっています。骨や関節の健康に重要なのがムコ多糖類という物質。
骨のコラーゲンにミネラルを接着させる骨形成促進作用のほか、細胞同士を結びつけたり、保水性を保ち、栄養を届けたりと、様々な役割を担います。
ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸がムコ多糖類に含まれますが、これらを外から取り入れられる食品にはうなぎやふかひれがあります。
しかし、いずれも高価で日常的に食べられるものではないため、体内でムコ多糖類の合成を手助けするような栄養素をとることが必要になります。その代表がマンガンというミネラルです。
マンガンは栗や玄米、豆類の含有量が多いほか、玉露茶にも多く含まれています。
マンガンを多く含む栗はビタミンCの他に食物繊維も豊富”!
マイナーな存在でありながら重要な必須ミネラルであるマンガン、食材のなかでは栗に比較的多く含まれています。1日5粒食べると、玄米1膳、十割そば1玉と同等の摂取量に。意外にもビタミンCがかなり多いほか、食物繊維など、健康に欠かせない様々な栄養素を豊富に含んでいます。
マンガンを多く含むその他の食品
①玄米
②十割そば
③豆類
④玉露茶
⑤しょうが
これからの日常に取り入れていきましょう。